自動入札機能とは、リスティング広告の入札単価を一定のルールをもとに自動で調整する機能のことです。従来は広告グループ単位、キーワード単位での入札単価を手動で設定する必要がありましたが、自動入札機能を利用することで日々の運用業務を軽減させることができます。
自動入札機能には目的にあわせて7つの種類がありますので、紹介していきます。
自動入札機能①:検索ページの目標掲載位置
掲載順位を自動で調整したい場合には「検索ページの目標掲載位置」を使用します。検索結果の1ページ目に表示させるか、または上部に表示させるかを選択することができます。競合他社が入札を強化して掲載順位が下がってしまう場合でも、自動で入札単価を高めるので掲載順位が高いまま維持されます。
自動入札機能②:目標とするコンバージョン単価
過去のデータをもとに目標とするCPA(コンバージョン単価)より低くコンバージョンを最大限に獲得できるように自動調整する機能です。
機械学習により十分なデータに基づいて入札単価を設定し、最大限の成果を得るには、過去 30 日間に 30 回以上のコンバージョンを獲得していることが推奨されます。また、広告グループやキャンペーンで少なくとも数日間は同程度のコンバージョンが発生していることも役立ちます。
目標コンバージョン単価制について – Adwordsヘルプ
以前はコンバージョンオプティマイザーという名称でしたが、目標コンバージョン単価制になりました。
自動入札機能③:目標広告費用対効果
コンバージョン値を設定している場合には、目標広告費用対効果を設定することもできます。目標広告費用対効果では過去30日間に50回以上のコンバージョンを獲得していることが推奨されています。
自動入札機能④:目標優位表示シェア
目標優位表示シェアとは、別の広告よりも高い掲載順位に表示されるように自動調整する機能です。競合よりも高い順位に掲載したい場合に有効です。
自動入札機能⑤:クリック数の最大化
キャンペーン予算内でクリック数を最大化にするように自動調整する機能です。
自動入札機能⑥:コンバージョン数を最大化
過去のデータに基づいてコンバージョン数を最大化するよう入札単価を自動量精する機能です。
自動入札機能⑦:拡張CPC(eCPC)
コンバージョンが獲得できそうであれば。入札単価を自動で引き上げる機能です。
まとめ
Google Adwordsの自動入札機能を中心に紹介しましたが、Yahoo!スポンサードサーチでも次の機能を利用できます。
- 検索結果ページの目標掲載位置
- クリック数の最大化
- コンバージョン数の最大化
- コンバージョン単価の目標値
- 広告費用対効果の目標値
YDNでは未だ自動入札機能がありませんので手動での調整が必要です。
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