Google Adwordsにおけるラベル機能とは、キャンペーン・広告グループ・広告・キーワードを自由にカテゴライズすることができる機能です。ラベル毎にフィルタを掛けられるので、気になるデータを素早く抽出して、レポート作成の時間を節約できます。
YDNリターゲティングにもラベル機能がありますが、特定のページを分類する機能になりますので、今回の話とは異なります。またYahoo!スポンサードサーチにはGoogle Adwordsのラベル機能と似た「ウォッチリスト」という機能がありますが、できることが少なくあまり活用できません。
というわけで、今回はGoogle Adwordsの便利なラベル機能について紹介していきます。
ラベル機能の特徴
ラベル機能を利用しない通常の運用では、キーワードや広告を広告グループまたはキャンペーン単位で管理されます。広告グループに複数のキーワードや広告が含まれていて、インプレッションやクリック数・CPC(クリック単価)などのデータをまとめて分析することができます。キャンペーンでも同様に複数の広告グループが含まれていて、キャンペーン単位での分析が可能になります。
ただ、広告グループやキャンペーンをまたいだ分析はフィルタ機能で抽出したり、エクセルにレポートをダウンロードしたりと一手間が必要でした。そこで、ラベル機能を利用することで素早く対象のデータを抽出して分析ができるようになるわけです。
フィルタ機能との違い
ラベル機能と似たものにフィルタ機能があります。フィルタ機能は特定の条件を満たすデータのみを抽出します。たとえば、インプレッション数が100以上のキーワードのみ・コンバージョンが10件以上のキャンペーンのみ・部分一致のキーワードのみ・特定のテキストが含まれる広告グループのみといった具合です。よく使うフィルタの条件はあらかじめ保存しておき、都度入力することなく分析することも可能です。
大きな違いはラベル機能ではラベル毎の比較ができるということかと思います。ラベル機能では「詳細分析」からラベル毎のレポートを確認する事ができます。複数のラベルを比較できるので、どのラベルのカテゴリが最も成果を挙げているのか一目瞭然になります。
アカウント単位でのラベル機能
MCCを利用することで複数のアカウントを管理できるようになります。
MCCではアカウント単位でのラベル機能もあり、該当のアカウントを検索しやすくしたり、複数のアカウントをまたいだ分析が可能になります。動画も用意されていたので、お時間があれば確認してみてください。
まとめ
大規模なアカウントになるほど便利な機能だと思います。ぜひラベル機能を活用して、よりデータの分析を深めてください。
参考:ラベルを使用してキャンペーンや広告グループを分類する Adwordsヘルプ
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