インプレッションシェアとは、広告表示機会の総数のうち、実際に広告が表示された回数の割合です。
インプレッション シェア(IS)は、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合です。
インプレッション シェア = 表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数
リスティング広告では設定したキーワードで検索されたときに常に表示されるものではありません。管理画面のレポートでインプレッションシェアの項目を見ることで、どのくらいの割合で表示されているのか、あるいは表示されていないのかを確認することができます。
インプレッションシェアが低い場合
インプレッションシェアが低い場合、広告を表示させるべき検索ユーザーに十分にリーチ出来ていない可能性が考えられます。つまり機会損失です。
インプレッションシェアは必ず高くなければいけないということはありませんが、メインとなるキーワードでは100%を目指すべきです。(例えば、商品名やブランド、効率良く獲得できているキーワードなど)
一般的には効果の高いキーワード・広告グループ・キャンペーンのインプレッションシェアを高めることで、インプレッションが増加する⇒クリックが増加する⇒CV(コンバージョン)が増加します。
インプレッションシェアを高めるためには
インプレッションシェアが低い理由は、予算または広告ランクが低いことにあります。
1日の予算
キャンペーン単位で1日の予算を設定することができますが、低く設定していると本来の広告を表示できるタイミングを失います。日中に1日の予算を消化してしまっている場合やキャンペーン予算の上限まで消化してしまっている場合には、予算を引き上げてみましょう。
広告ランク
広告ランクが低い場合もインプレッションシェアが下がる要因になります。簡単に言えば、競合よりも掲載順位が低いために表示させることができていないということです。この場合のインプレッションシェアを高める方法は、広告の品質を改善するか、入札単価の設定を上げるなどの対策を取る必要があります。
予算および広告ランクにより表示機会が失われている場合、インプレッション損失率によって、それぞれの損失率を確認することができます。
その他
インプレッションシェアが低い理由は上記の2点ですが、ターゲットを絞り込むことで解消されることもあります。
例えば、ターゲットとなるエリアを絞り込むことで、そもそもの表示総数を限定することができます。キーワードのマッチタイプが部分一致の場合には、除外ワードの設定も有効であると考えられます。
つまり無駄なインプレッションを減らして効率化するということです。これはインプレッションシェアということに限らず、リスティング広告の運用では重要なポイントになりますね。
完全一致のインプレッションシェア
Google AdwordsやYahoo!プロモーション広告の管理画面のレポートでインプレッションシェアを確認することができますが、完全一致のインプレッションシェアというのもあります。
通常のインプレッションシェアが部分一致を示すものであることに対して、完全一致のインプレッションシェアでは登録したキーワードそのもののインプレッションシェアが分かります。
例えば「リスティング」というキーワードを登録した場合、通常のインプレッションシェアでは「リスティング広告」などのような検索クエリを含むシェアを表しますが、完全一致のインプレッションシェアでは「リスティング」という検索クエリのみのシェアを示します。
まとめ
- インプレッションシェアとは、広告表示機会の総数のうち、実際に広告が表示された回数の割合
- メインのキーワードではインプレッションシェアを高めるべき
- インプレッションシェアは予算と広告ランクで高められる
インプレッションシェアについて、ご理解いただけましたでしょうか?もっと表示回数を増やしたいといった場合には、インプレッションシェアを確認してみてください。次に打つ手が見つかるかもしれません。
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