高価格帯の商材を扱っている広告主であれば、必ず必要になるのが富裕層マーケティングです。いかに効率よく高所得者である富裕層にターゲティングできるかがポイントになりますが、リスティング広告ではなかなか難しいものです。今回はアドワーズ広告で富裕層ターゲティングが活用できるようになったという話です。富裕層広告に興味がある方は必見!
アドワーズの世帯収入別ターゲティング
アドワーズ広告(Google Adwords)には以前から世帯収入別にターゲティングができる機能がありました。ただ世帯収入別のターゲティング機能はアメリカのみ対応していて、日本では入札単価の調整やセグメントをすることができませんでした。
今回、アドワーズ管理画面がリニューアルされたことにより日本でも世帯収入別のターゲティングが可能になりました。もちろん世帯年収別のレポートも確認することが可能です。現在は、アメリカ、日本、オーストラリア、ニュージランドでのみ使用可能とのことです。
Google が属性情報を識別する方法
ユーザー属性の識別方法について、Adwordsヘルプから引用します。
アカウントの設定や Google サービスでの行動から取得したユーザー属性が使われる可能性があります。
Google サービスやディスプレイ ネットワークでの行動に基づいて、その属性を推測することがあります。
あくまで可能性や推測なので、確実に正しいデータではないというのは注意しておきましょう。
その他のユーザー属性と掛け合わせ
グーグルが保有しているユーザー属性には、世帯年収の他に性別・年齢・子供の有無があります。
属性を掛け合わせて配信ができますので、以下のようなターゲティングも可能です。
- 男性の富裕層
- 女性の富裕層
- 年齢の若い富裕層
- 年齢の高い富裕層
- 子供のいるファミリーの富裕層
世帯収入別セグメント
以下のような形で世帯年収別に入札単価調整、あるいは配信設定(除外設定)が可能です。
- 上位10%
- 11~20%
- 21~30%
- 31~40%
- 41~50%
- 下位50%
- 不明
上位10%なら富裕層ターゲティングとして活用
世帯年収が上位10%のみ配信設定をして、その他は除外設定すれば富裕層ターゲティングとして活用できそうです。
検索連動型であるリスティング広告はもちろんですが、ディスプレイ広告でも設定できますので、これからどんどん試していくべきでしょう。
まとめ
お金に余裕のある富裕層をターゲットにしたい広告主は多いはず。またそういった広告主ほど広告予算も多く掛けられる傾向にあるので、世帯年収の高い層には積極的に入札単価を高めていくべきでしょう。まだまだ新しい機能ですので、その精度については色々な意見があると思いますが、是非お試しください。
参考:ユーザー属性ターゲティングについて – Adwordsヘルプ
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