キーワード挿入機能とは、検索クエリに応じたテキストを広告文に挿入することのできるリスティング広告の機能です。キーワードインサーションとも呼ばれ、Google Adwords・Yahoo!プロモーション広告の双方で活用できます。リスティング広告の運用者にとっては業務の効率化に役立ちますので、是非ご活用ください。
メリット
キーワード毎に広告文を変更するというのは、いまや当たり前のこととなっています。ただキーワード1つ1つに広告文を設定していくと、数千数万といったキーワードを設定していくと広告文も同じだけ必要になり、非常に手間が掛かってしまいます。そこでキーワード挿入機能を利用して、1種類の広告文でもキーワードに合わせて動的に表示させることができるようになります。
また検索クエリに応じた広告文になるため、CTRが高まると考えられます。さらにキーワードと広告文の関連性も高まり、品質スコアの改善も見込めるでしょう。品質スコアが高まることで、CPCを低く抑えられ、CPAも下がっていく可能性があります。
利用方法
キーワード挿入機能は{KEYWORD:補完テキスト}といった具合にして広告文の作成時に利用します。すると{}内は検索クエリが挿入され、文字数の関係などで検索クエリが入らない場合には補完テキストの部分が挿入されますので、任意の広告テキストを設定してください。
Google Adwords
{KeyWord:補完テキスト}
Yahoo!スポンサードサーチ
{KEYWORD:補完テキスト}
注意点
動的にテキストが挿入されますので、キーワードによっては意味が通じない広告文になる可能性があります。たとえば、
{KEYWORD:リスティング}ならリスティングブログ
とした場合、「リスティング」なら問題ありませんが、「リスティング 失敗」だと最悪です。文字数の関係でそうはならないかもしれませんが、同様のことは起こりえますので注意が必要です。
その他にも以下の点も確認しておくべきでしょう。
ユーザーの検索語句は必ずしもキーワードと一致するとは限らない点にご注意ください。
Google Adwordsヘルプ
広告が掲載される際に、キーワードを自動挿入するか補完テキストを挿入するかは弊社システムで判断しています。タイトルまたは説明文にキーワードが挿入された場合、タイトル・説明文が文字数制限を超えて表示される可能性があります。
Yahoo!プロモーション広告
まとめ
- キーワード挿入機能とは、検索クエリに応じて広告文を動的に表示する機能
キーワード挿入機能は古くからありますが、新しい機能として広告カスタマイザもあり、広告文を簡単に設定できるようになっています。さらにDSA(動的検索広告)ではタイトルの設定も不要ですので、作業がどんどんシンプルになっていきますね。
参考:キーワードの自動挿入機能の設定方法 – Yahoo!プロモーション広告
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