カスタマーマッチとは、Google Adwordsで顧客メールアドレスを利用してターゲティングできる機能です。現在のところ、ディスプレイ広告で利用はできませんが、Google検索、Youtube、Gmailでのみ利用が可能になっています。(2017年6月現在)
Google アカウントにログインした状態で Google 検索や YouTube、Gmail を使用すると、広告が表示されます。
引用:カスタマーマッチについて – Adwordsヘルプ
仕組み
カスタマーマッチを利用することでメールアドレスを保有している顧客にのみ宣伝することができます。あるいは、その顧客に対する入札単価を調整することで、より効率的なプロモーションが可能になります。
カスタマーマッチ活用方法
「既存顧客なんだからメルマガでいいじゃん!」
とも思いますが、リピートの多い商材や新商品の発表、資料請求から来店につなげる、期間限定キャンペーンの告知などに活用できそうです。
逆に既存顧客には配信したくないという場合には除外設定も可能です。
顧客データのアップロード
カスタマーマッチを利用するためには、まず顧客のデータをアップロードします。アップロードは管理画面の共有ライブラリ>ユーザーリスト>顧客のメールを選択して、顧客メールアドレスのリストを送ります。事前に顧客メールアドレスのリストをCSVで作成しておくとよいでしょう。
Adwords APIを利用したアップロード方法もあるようなので、CRMと連携もできるかもしれません。
類似ユーザーリストも活用できる
顧客メールアドレスをアップロードすることで類似ユーザーリストも作成されます。類似ユーザーでターゲティングすることができれば、既存だけではなく新規の顧客獲得にもつながります。
広告掲載ポリシー
カスタマーマッチを利用するためにはGoogle Adwordsが提示している広告掲載ポリシーを遵守する必要があります。
カスタマー マッチを使用する際には、自社で直接収集した顧客情報(広告主様のウェブサイト、アプリ、実店舗などを通して顧客が直接広告主様に提供した情報)のアップロードのみが許可されています。
引用:カスタマーマッチ – Adwords広告掲載ポリシーヘルプ
まとめ
- カスタマーマッチとは顧客メールアドレスでターゲティングする機能
- 既存顧客の類似ユーザーターゲティングも可能
顧客メールアドレスがある程度ないと配信できても表示が少ないので、効果的ではないかもしれません。そのため、まだまだ活用できていない広告主も多いのではないかと思いますが、顧客数が増えてきた段階で実施してみてはいかがでしょうか。
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