CVR(Conversion Rate)とは、コンバージョン率のことです。英語でそのままコンバージョンレートとも言われます。コンバージョン率は、ウェブサイトへの訪問者がどのくらいの割合でコンバージョンに到ったのかを示しています。
CVRは以下の計算式により求められます。
コンバージョン数 ÷ クリック数 × 100 = CVR(%)
例えば、10件のコンバージョンを獲得するために1,000クリックされたなら、CVRは1%となります。
CVRを高めることは、CPA(コンバージョン単価)を下げることにつながりますので、効率的なリスティング広告の運用のためには重要な指標になります。
CVRの目安
CVRはどのくらいが適正なのかという基準や目安はありません。CPA(コンバージョン単価)と同様ですが、コンバージョンの定義がウェブサイト毎に異なるためです。
無料の会員登録のようなハードルの低いコンバージョンであればCVRは高く、高額な商品購入の場合にはCVRが低くなる傾向にあります。
CVRを高めるために
CVRを高めるためには、いくつかの方法が考えられますが、無駄な配信を減らし、ターゲットにしっかり届けることが重要です。
キーワード変更
ビッグワードよりもスモールワードのほうがCVRが高まる傾向にあります。
例えば、「リスティング」よりも「リスティング 委託」のような掛け合わせワードの方がニーズが明確になっているのでCVRが高いと考えられます。
広告文・バナー変更
クリックは多くされるけれど、コンバージョンしない場合には広告文やバナーの見直しをしてみるのも良いでしょう。
テキストや画像で商材の特徴を明確にしたり、コンバージョンとなる会員登録や資料請求などのボタンを設置してみてください。
ターゲティング変更
リスティング広告では効果の悪いターゲットは除外していきCVRを高めることができます。例えば、パソコンでのコンバージョンが多く、スマートフォンではコンバージョンしない商材であれば、スマートフォンのみ配信しないように設定ができます。
また特定のエリアでのみビジネスを展開している場合には、エリアターゲティングも可能です。そのほか、時間帯や曜日によっても配信をコントロールすることができます。
ランディングページ変更
そもそも魅力的な商材でなければCVRは上がりません。ランディングページでは商品の魅力を存分に紹介していきましょう。
またデザイン面でもテクニックが必要です。ファーストビューにアクションボタンを設置することやボタンの色を目立たせるなども試してみてはいかがでしょうか。
入力フォーム変更
リスティング広告を実施する多くの場合、コンバージョンに到るまでに個人情報の入力を求めます。この入力フォームが面倒でコンバージョンせずに離脱してしまう場合もあります。
入力項目やデザイン、ユーザビリティを見直してスムーズに内容を送信できるように改善しましょう。
コンバージョン変更
コンバージョンのハードルが高く、なかなかCVRが上がらない場合には、コンバージョン自体を変更してみてはどうでしょうか?
商品の購入はしなくても、会員登録や資料請求はしてくれるかもしれません。継続的にメールでアプローチして最終的に購入につなげるというのも手段のひとつです。
その他
期間限定キャンペーン・割引または価格改定・チラシ配布など、CVRを高める方法はいくつも考えられます。
まとめ
- CVRはコンバージョン率
- CVRを高めるためには以下の変更、見直し
キーワード
広告文、バナー
ターゲティング
ランディングページ
入力フォーム
コンバージョン
いかがでしたでしょうか?CVRを高める方法はいくつもありますので、日々の運用改善も大事ですが、アイデアを出して成果を上げてみてください。
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