不動産のリスティングで効果を出すためのテクニック！

2017.10.17

不動産広告の特徴はエリアマーケティングにあります。その理由は東京の物件を大阪の人が探すことは少なく、東京あるいはその近郊の人が探していることが多いからです。そのため東京の物件については、ターゲットを東京のユーザーに絞って配信することが望ましいと言えます。

今回は、こうした不動産業界に特化したリスティング広告のテクニックを紹介していきたいと思います。

エリアターゲティング

リスティング広告ではエリアを絞り込んで配信することができます。「賃貸」というキーワードはビッグワードですが、特定の地域に絞って配信することができれば費用を圧縮することができ、よりターゲットに合った配信が可能になります。

またエリアターゲティングでは地域毎に入札単価を変更することができます。東京の物件であれば東京を強く配信して、神奈川・埼玉・千葉などの周辺地域は弱く配信するなどの調整をするほうが良いでしょう。

リスティング広告は地域ターゲティングで広告効果アップ！地域毎に入札単価を設定することも可

不動産関連ワードを網羅する

不動産といっても、その種類は様々です。戸建て・マンション・賃貸・分譲・新築・中古・一人暮らし・ファミリーなど、すべて不動産に当たります。不動産で検索している方ではターゲットが広くなりすぎるため、できるだけ絞り込んだキーワードを登録するほうが望ましいといえます。

ランディングページ最適化

不動産の物件検索サイトではページが非常に多くあります。しかし広告のリンク先であるランディングページを全てトップページにしてしまっている広告主も多く見られます。ランディングページはキーワードに合わせて設定するべきであり、賃貸であれば賃貸ページへ、東京であれば東京ページといった形にします。

LPO（Landing Page Optimization）とは

物件名を登録する

物件名で検索するユーザーは非常に確度の高い見込み顧客といえるでしょう。そのためリスティングにおいても物件名をキーワードとして登録することで、より効率的な運用ができるはずです。その場合、非常に多くのキーワード・広告文を作成する必要がありますので、工数を少なくするような工夫をしなくてはいけません。

DSA（動的検索広告）

物件名の登録が難しい場合にはGoogle AdwordsのDSA（動的検索広告）を利用すると良いでしょう。DSAを利用することで自動的にキーワードと広告文が生成されて、広告が配信されますので、作業が簡略化されます。

https://listing-blog.com/dsa/

RLSA

RLSAは既に訪問履歴のあるユーザーが特定のキーワードで検索した際にのみ表示できる機能です。「賃貸」や「戸建て」といったビッグキーワードは通常エリアターゲティングを行うことになりますが、RLSAであれば既に訪問したことがある見込み顧客であるため、エリアを制限することなく配信しても効果が高いということが想定されます。

RLSA（Remarketing List for Search Ads）とは