BtoBビジネスの場合、ただリマーケティングするよりも企業からのアクセスにのみターゲットを絞り込んだほうが効果的だと考えられます。Google Adwordsでは企業からのアクセスかどうかを判断することはできませんが、Google Analyticsであれば可能です。今回は、企業からのアクセスしたユーザーをリマーケティングする方法を紹介します。
リマーケティングリスト作成の手順
- Google AdwordsとGoogle Analyticsの連携
- Google Analyticsでリマーケティングリスト作成
- Google Adwordsでの配信設定
企業からのアクセスをリマーケティングリストにすることは特別なように思いますが、その方法はいたって簡単です。通常のGoogle Analyticsでリマーケティングリストを作成する手順と変わりません。問題はGoogle Analyticsでのセグメント方法にありますので、次にそれを解説します。
ネットワークドメイン「co.jp」でのセグメント
企業からのアクセスはGoogle Analyticsでネットワークドメインを「co.jp」に絞り込むことでリマーケティングリストにすることができます。ネットワークドメインには他に「ne.jp」や「.net」などがありますが、これらはインターネットプロバイダの可能性がありますので、「co.jp」であれば企業のアクセスということが分かります。Google Analyticsでリマーケティングリストを作成すると連携したAdwordsアカウントに新しいリマーケティングリストができていますので、あとは配信設定を行うだけです。
もちろんGoogle Analyticsではリマーケティングリストとしての活用だけではなく、企業からアクセスしたユーザーを分析することもできます。実際にアクセスが多く発生しているのか、コンバージョンが発生しているかどうかを検証してみてください。
企業からの検索もRLSAでターゲティング
リマーケティングを中心に話しましたが、Google Analyticsで作成されたリマーケティングリストではRLSA（Remarketing List for Search Ads）も可能です。通常の検索やRLSAよりも効率的にターゲットにアプローチできそうですね。
まとめ
Google Analyticsでネットワークドメインを「co.jp」にすれば企業からのアクセスのみをリマーケティング・RLSAをすることができます。BtoBマーケティング担当者は是非お試しください。
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