検索パートナーとは、Google検索ネットワークで、検索結果ページ等にリスティング広告が表示されるウェブサイトのことです。検索連動型広告といえばGoogleやYahoo!JAPANが主な広告の配信先ではありますが、実際には他のウェブサイトでも表示されています。
検索パートナーの仕組み
ウェブサイト運営者はGoogleやYahoo!JAPANの検索パートナーになることで、広告がクリックされたときの収益の一部を受け取ることができます。検索パートナーの多くは総合ポータルサイトとなっていて、プロバイダー系のサイトが目立ちます。具体的な検索パートナーの例は次のとおりです。
Yahoo!スポンサードサーチの検索パートナー
- bing
- エキサイト
- @nifty(ニフティ)
- So-net(ソネット)
- Ameba(アメーバ)
- 朝日新聞
- Vector
- Fresh eye(フレッシュアイ)
- NAVER
- My Cloud
- MY J:COM
- Sleipnir
- みんなの高校情報
※2017年7月時点
Google Adwordsの検索パートナー
など
検索パートナーの収益
広告主にとっては関係ありませんが、念のために検索パートナーの収益についても紹介しておきます。
- コンテンツ(ディスプレイ広告)の場合には収益の68%
- 検索向け広告の場合には収益の51%
ディスプレイ広告の方が収益率は高いのですが、CPC(クリック単価)は検索向け広告の方が高いと思います。どちらの広告でマネタイズするかはウェブサイト運営者の戦略次第ではありますが、どちらにせよ高い収益率になりますので、Adsenseを活用するサイトが多くなるはずです。
参考:AdSense の収益分配率とは – Adsenseヘルプ
検索結果以外にも表示
検索パートナーといってもキーワード検索に限りません。場合によってはカテゴリページにも表示されていることは知っておくべきでしょう。
「検索を含むすべての広告掲載方式」を選択した場合は、検索サイトの検索結果、「一覧」リンクやキーワードからの誘導先ページ、および特定カテゴリーページ等に広告が表示されます。「検索のみ」を選択した場合、検索サイトの検索結果にのみ広告が表示されます。
引用:Yahoo!プロモーション広告 管理画面
Googleも探してみると同様にカテゴリーページでの検索連動型広告の表示が見られます。
検索パートナーでの掲載結果
検索パートナーでの掲載結果は管理画面上から確認することができます。Google Adwordsでは『分割 > ネットワーク(検索パートナーを含む)』を選択します。Yahoo!スポンサードサーチでは『表示 > 広告掲載方式』を選択します。
配信された広告の多くはGoogle検索やウェブ検索となっているかと思います。検索パートナーの配信比率は微々たるものです。
検索パートナーを除外
検索パートナーでの掲載結果を見て効果が悪い、配信したくないと言った場合には、キャンペーン設定で除外することが可能です。Google Adwordsではキャンペーン設定の『ネットワーク』から、Yahoo!プロモーション広告では『広告掲載方式の指定』から選択してください。
まとめ
- 検索パートナーとはGoogle以外に表示される検索連動型広告の掲載先のこと
- 検索パートナーの効果を分析して、場合によっては除外もできる
いかがでしたでしょうか?ディスプレイ広告のように見えて実は検索連動型広告だったということはよくあります。多く配信されるようなものではありませんので、気になるようであれば最初から除外設定をしておくのも良いでしょう。表示回数は少なくなりますが、影響は限定的だと考えられます。
リスティング広告の運用代行いたします。
リスティング広告でお困りではないですか?以下のようなお悩みがございましたら、当サイトよりお問い合わせください。
- インターネットで集客したい
- リスティング広告を試してみたい
- 成果が出なくて困っている
- 代理店に不満がある
- 運用・管理に時間が掛かる
- ウェブサイト分析をしたい
- 競合の状況を知りたい
無料コンサルティング実施中!あなたのアカウントを分析して、改善提案をさせていただきます。是非お問い合わせください。