類似ユーザーターゲティングとは、ユーザーリストと類似しているユーザーに広告配信をできる興味関心型の広告です。ディスプレイ広告では同様の機能をSimilar Targeting(シミラーターゲティング)、Look a Like(ルックアライク)とも言われていますが、日本のGoogle AdwordsやYahoo!プロモーション広告では類似ユーザーターゲティングが一般的です。
特徴
リマーケティング広告は一度ウェブサイトに訪れたユーザーに再訪問を促す広告でしたが、類似ユーザーはサイトに訪れたことがなくても興味関心の高いユーザーに対して広告を配信できます。再訪問ではなく新規のユーザーを獲得したい場合には有効な配信手法になるはずです。
AdWords では、ディスプレイ ネットワークのサイトで過去 30 日間に行われた閲覧操作を分析して得られたデータとコンテンツ エンジンを駆使して、リマーケティング リストのユーザーに共通する関心の対象や特性を把握します。
引用:ディスプレイ ネットワークでの類似ユーザー機能について – Adwordsヘルプ
Yahoo!とGoogleでは少し定義が異なりますので、確認しておきましょう。
ターゲットリスト(類似)の場合、基となるターゲットリストの過去28日間の累積リーチ数が100件に満たないと、類似ユーザーが抽出されないため類似ユーザーは蓄積されません。
引用:ターゲットリストとは|ターゲットリスト(類似)- Yahoo!プロモーション広告
活用方法
類似ユーザーターゲティングを効果的に活用する方法としては、コンバージョンユーザーの類似ユーザーリストを利用することです。単にウェブサイトを訪れた人の類似ユーザーリストでは、確度の高い人から低い人まで幅広く拡張されてしまいます。
また類似ユーザーターゲティングは他のターゲティングとの併用が可能です。類似ユーザーで、かつ手動プレイススメントを設定すれば、母数は少なくなりますが、よりCTR、CVRを高められることでしょう。
検索広告でも配信可能に
類似ユーザーリストはディスプレイ広告のみの機能でしたが、Google Adwordsでは今後、検索広告向けにも配信ができるようになります(Similar Audiences for Search)。RLSA(Remarketing List for Search Ads)と同様にコンバージョンユーザーの類似ユーザーには配信を強化するなど、活用方法は色々とありそうですので、期待できますね。
まとめ
- 類似ユーザーターゲティングとは、作成したユーザーリストと行動履歴が似ているユーザーをターゲティングする方法
- 類似ユーザーターゲティングで自社の商品、サービスに関心の高そうな新規ユーザーを集客できる
いかがでしたでしょうか?類似ユーザーのリストはGoogleやYahoo!の分析結果によるものですので、精度に関して言えば試してみるしかないのではないでしょうか。アカウントや商材によって合う合わないもあると思いますが、新規ユーザーを集客したいという場合には是非ご活用ください。
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