リスティング広告においてCPC(クリック単価)は重要な指標のひとつです。CVR(コンバージョン率)が変わらなければ、CPCを下げることでCPAを抑えることができます。いかにCPCを下がることができるかがリスティング広告の運用者に求められています。今回は「リスティング広告のCPCを下げる方法」を4つ、ご紹介します。
上限入札単価を下げる
当たり前ですが、上限入札単価を下げることで実際のCPCも下がっていきます。当然、掲載順位も下がりますが、CVRは掲載順位に影響しないという前提であれば、CPCを下げるためには最も有効かつシンプルな方法といえるでしょう。
CVRと広告ランク・掲載順位の関係は諸説あると思いますが、ここでは言及しません。上限入札単価を下げることでCPCは下がりますが、CPAは逆に上がってしまう可能性も否定できません。対応は慎重に行うべきといえるでしょう。
キーワードを変更する・追加する
一般的にはビッグワードはCPCが高く、ミドルワード、スモールワードになるにしたがってCPCは下がっていく傾向にあります。ビッグワードしかキーワードを登録していない場合には、ミドル・スモールワードも試してみるようにしましょう。
ただしスモールワードであっても人気の高いワードではCPCを抑えるのは難しくなります。その場合にはメインとなるキーワードの類義語も検討してみてください。「リスティング広告」というキーワードでは「検索連動型広告」「PPC」「P4P」などが考えられます。
広告の品質・品質スコアを高める
広告の品質は広告ランクに影響します。品質スコアを高める方法は、以前にも紹介していますが、主に次の3つになります。
ランディングページの利便性を高める
- ランディング ページが広告文とキーワードに直接関連していること
- ランディング ページには、宣伝する商品やサービスについての有益な情報を掲載
- できるだけ、他のサイトにはない便利な機能やコンテンツを追加
広告のクリック率を高める
- 広告文がクリックされやすいように工夫する
広告とキーワードの関連性を高める
- 広告文内に検索キーワードを含める
広告表示オプションを設定する
広告表示オプションを利用することで、広告ランクを高めることができます。それほど難しいことではありませんので、設定しない理由はありません。
まとめ
- 上限入札単価を下げる
- キーワードを変更・追加する
- 広告の品質を高める
- 広告表示オプションを追加する
以上がCPCを抑える4つの方法になります。CPAを抑える方法については次の記事を参考にしてください。
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