First Page Bid(ファーストページビッド)とは、1ページ目に表示させるために必要な上限クリック単価の金額のことです。広告の品質や競合の入札状況などから自動的にファーストページビッドの推定値を算出して、管理画面上に表示されます。もし表示回数を増やしたい、クリック数を増やしたいキーワードがファーストページビッドより低い入札価格の場合には、ファーストページビッドよりも高くなるように引き上げる必要があります。
ファーストページビッドは推定値
ファーストページビッドよりも入札価格が下回ると広告が表示されない・・・ということではなく、あくまで1ページ目に表示されにくいという状態になります。ファーストページビッドは完全一致で検索されたときの”推定値”ですので、ファーストページビッドよりも低くしていたとしても部分一致では表示されることや、ファーストページビッドよりも高くしていたとしても完全一致でも表示されないこともあります。
その他の推定入札価格
Google Adwordsではファーストページビッド以外にも2つの推定入札価格を算出しています。
- ファーストページビッド
- ページ上部表示の推定入札単価
- First Position Bid の見積もり
それぞれキーワードの強弱を付ける際の参考にしてみてください。データは管理画面の「表示項目の変更 > 属性」から列を追加することができます。
ファーストページビッドを一括で引き上げる方法(Google Adwords)
リスティング広告のキーワード入札業務は細かい作業や分析が必要になり大変ですので、できるだけ自動入札を利用していきたいところです。とはいっても、なかなかすぐに切り替えて運用するのも難しい広告主も多いことでしょう。ファーストページビッドまで入札価格を引き上げることも手動でやっている場合もあるはずです。
数ワード、数十ワード程度であれば手動でも掛ける時間は少ないと思いますが、数千・数万ワードになるとかなりの時間が必要になります。ただGoogle Adwordsではファーストページビッドまで一括で入札価格を引き上げることが可能です。
方法は変更したいキーワードにチェックを入れて、編集から上限入札価格を変更を選択します。デフォルトでは入札価格を入力する項目が表示されますが、プルダウンで「First Page Bidの見積もり額まで引き上げる」を選択します。上限も設定できますので、上限を超えるようなキーワードは引き上げないようにすることも可能です。
その他に「Top Page Bidの見積もり額まで引き上げる」ことも可能です。注力して掲載順位1位にしたいキーワードがあれば利用してみてください。
ファーストページビッドを一括で引き上げる方法(Yahoo!スポンサードサーチ)
Yahoo!スポンサードサーチでは管理画面から一括でファーストページビッドまで引き上げて編集する機能はないようです。面倒ですが一つ一つ編集するか、レポートからファーストページビッドをキーワード一覧をダウンロードできるので、それを元にキャンペーンエディターで編集していくのが良さそうです。
まとめ
- ファーストページビッドとは、1ページ目に表示させるために必要な上限クリック単価の推定値のこと。
入札単価をいくらにすれば良いのか、というのは悩んでしまいがちですが、拡張CPCなども利用できることから深く考えずに決めてしまっても良さそうです。ファーストページビッドなどを参考にしながら、最適化を進めていきましょう。
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