RLSA(Remarketing List for Search Ads)とは、検索広告向けリマーケティング広告と呼ばれ、自社のウェブサイトに訪問したことがあるユーザーが特定のキーワードを検索した際に配信される広告のことです。通常のリターゲティング・リマーケティング広告はディスプレイ広告であることに対して、RLSAは検索広告向けになります。
Google Adwords、Yahoo!スポンサードサーチとも設定することができますが、RLSAはAdwords側の名称で、Yahoo!ではディスプレイ広告と同様にサイトリターゲティングとなっています。ここではRLSAで統一させていただきます。
サイトリターゲティングとは、過去に広告主様のサイトを訪問したことがあり、かつ検索サイトで商品やサービスを検索しているインターネットユーザーに対し、スポンサードサーチの広告を表示するターゲティング機能です。
RLSAの始め方
- アカウント開設
- 管理画面からタグ発行
- ウェブサイトへ設置
- キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告を設定
- ユーザーリストに関連付け
- 配信開始
Adwordsでは共有ライブラリからタグを発行、Yahooではスポンサードサーチタブのターゲットリスト管理からタグを発行します。あとは通常の検索広告を設定する流れで進み、最後にユーザーリストを関連付ければ完了です。
RLSAのメリット
RLSAのメリットは、すでに自社ウェブサイトへ訪れたことのある見込み顧客をターゲットに設定できることです。そういった確度の高いユーザーはCTRやCVRが高くなる傾向にありますので、うまく活用できるとリスティング広告の効果が飛躍的に高まります。
RLSAでは予算を多く配分できるようにキャンペーンを別にしたり、入札単価を高くして広告ランクを高くできるようにしましょう。またショッピングカートに商品を入れた、あるいはお問い合わせフォームまで進んだユーザーをリマーケティングリストにすれば、さらに興味のあるユーザーをターゲットにできるでしょう。
RLSAのデメリット
RLSAのデメリットとしては、ある程度の流入数が多いウェブサイトでなければ活用が難しくなります。検索向けリマーケティングリストのサイズは1,000以上出なければ広告が配信されません。
Google 検索ネットワークでリマーケティング リストを使用できるようになるのは、リストに 1,000 件以上の Cookie が記録されてからになります。これは、ユーザーのプライバシーを保護するためです。
ちなみに通常のディスプレイ広告のリマーケティングであれば、過去30日間のアクティブ ユーザー数が100人以上で配信が可能になります。
RLSAについて動画で解説
グーグルが提供しているRLSAの動画解説がありましたので、より詳しく知りたい方はご確認ください。
RLSAの活用事例もありますので、非常に参考になります。
- 航空業界関連企業
- 人材業界関連企業
まとめ
- RLSAとは、検索広告向けリマーケティング
- RLSAは通常の検索広告と比較してCTRやCVRが高い傾向
RLSAについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?既にコンバージョンしたユーザーに対して配信したくなければ除外設定も可能になりますので、こちらも追加で設定したほうが良いでしょう。
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