DFSAとは、GoogleAdWordsの検索広告においてユーザー属性(年齢、性別、子供の有無、世帯年収)をもとにしたターゲティング手法のことです。Demographic for Search Adsの頭文字をとってDFSAと呼んでいます。Demographic(デモグラフィック)はウェブマーケティング業界でも頻繁に聞かれる言葉で単に『デモグラ』と言ったりもしますが、年齢や性別のほか、人種や住んでいる地域・学歴・職業など様々な項目が考えられます。しかし現状のDFSAではそこまでのターゲティングはできません。
では、DFSAを利用するとどのような事ができるのか、DFSAの特徴を紹介しながら解説していきます。
DFSAの特徴
DFSAを利用することで通常のリスティング広告(検索広告)に加えて更に絞り込んだ配信が可能です。デフォルトの設定では絞り込まれていませんので、どちらかといえば不要だと思われるユーザー層は除外していく形になります。また複数選択・掛け合わせも可能です。
例えばシングルの女性である程度所得の高いユーザーに絞り込みたい場合には、女性×子供なし×世帯年収(上位10%+11%~20%)をターゲットにして、それ以外のユーザー属性は除外するといった感じです。
また除外だけではなく、入札単価変更のみも可能です。狙っているターゲット層ではないもののコンバージョン獲得が見込めるユーザー層には除外ではなく入札単価を引き下げて調整する方が良いでしょう。反対に狙っているターゲット層、コンバージョン獲得が見込めそうなユーザー層には入札単価を引き上げることも可能です。
ちなみにユーザー属性ターゲティングはリスティング広告だけではなくディスプレイ広告でも利用が可能です。
利用できるユーザー属性について
DFSAで利用できるユーザー属性は、現状では年齢・性別・子供の有無・世帯年収の4つになります。
年齢
年齢は以下から選択してターゲティングできます。広告したい商材が若年層向けなのか、中高齢向けなのか、シニア向けなのかによって変更すると良いでしょう。
- 18~24 歳
- 25~34 歳
- 35~44 歳
- 45~54 歳
- 55~64 歳
- 65 歳以上
- 不明
性別
性別は以下から選択してターゲティングできます。こちらも男性向けなのか、女性向けなのか商材によって適切なターゲティングができます。
- 男性
- 女性
- 不明
子供の有無
子供の有無は以下から選択してターゲティングできます。ファミリー向けか、シングル向けか。
- 子供あり
- 子供なし
- 不明
世帯年収
世帯年収は以下から選択してターゲティングできます。富裕層向けのターゲティングに適しています。
- 上位 10%
- 11~20%
- 21~30%
- 31~40%
- 41~50%
- 下位 50%
- 不明
世帯年収ターゲティングは旧管理画面では設定ができません。以前にも紹介しているので参考にしてみてください。
デモグラフィック情報のデータ元
DFSAで利用されるデモグラフィック情報のデータ元は、Googleアカウントに登録されているデータ、もしくはGoogleのサービス・ウェブ上での行動履歴から判断されます。そのため精度は100%ではありません。
例
ガーデニングが趣味のユーザーがいるとします。このユーザーがディスプレイ ネットワークで利用しているガーデニングのサイトやブログのほとんどは、ユーザーの大多数が女性です。こうした情報から、Google アカウントにログインしていないとき、このユーザーのブラウザは「女性」のユーザー属性に分類される場合があり、結果的にこのユーザーには女性をターゲットとする広告主様の広告が表示される可能性があります。
男性なのに職業柄で女性向けのウェブサイトをよく閲覧している方などはGoogle側で女性ユーザーと判断されるということがあり得ます。しかしそういったユーザーは例外的なので、考慮しなくてもよいでしょう。
リスティング広告を運用している経験からいって、Googleによるデモグラフィック情報はかなりの精度になっているはずです。
ご自身がどのようにGoogleに判断されているのかは以下のページから分かります。
https://adssettings.google.com/authenticated
いかがでしょうか。ご自身の情報と合っていますか?
違っていることもあると思いますが、デモグラフィック情報はあくまで推定に過ぎないということを知っておきましょう。
不明の扱いについて
デモグラフィック情報は推定なので、データが不足している場合には分からない、「不明」ということも当然あります。実際に広告を配信してみると「不明」への配信は非常に多くなりますので、安易に除外してしまうと大幅にインプレッション数が減ってしまいます。
「不明」のユーザー属性については、実際に配信してみて効果の良し悪しを判断してみてから対応を検討した方が良いでしょう。入札単価を調整して配信量をコントロールするでも良いと思います。
DFSAの設定方法
DFSAの設定は非常にシンプルです。
新管理画面では左枠のユーザー属性を選択し、上部のタブからセグメントしたいユーザー属性を選択します。
設定はキャンペーン単位ではできませんので、広告グループ単位で行ってください。また入札単価の調整は表示項目の追加(属性)を行います。
まとめ
GoogleAdWordsのDFSAについて紹介しました。
現在のところ、Yahoo!スポンサードサーチでは同様の機能がありません。(2018年4月)
Yahoo!ディスプレイネットワークでは可能となっていますので、スポンサードサーチでもできるようになるのは時間の問題な気がします。。
ユーザー属性ターゲティングについて - AdWordsヘルプ
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